上位2名に全英女子オープンへの出場権が与えられる宮里藍サントリーレディスオープン。きのうは大会アンバサダーを務める宮里藍さんがアマチュア選手を対象に座談会を行った。今年で34回目を迎える大会は当初から次世代選手たちの成長の場として門戸を開いてきた。宮里藍さんも今から25年前の中学3年の時に当時の最年少記録となる14歳11カ月で予選通過。翌2001年から3年連続でベストアマチュアを獲得するなど早くから第一線で活躍を見せていた。その他にも畑岡奈紗選手や笹生優花選手をはじめ、現在アメリカツアーで活躍する選手たちが経験した舞台は”アマチュアの登竜門”。今大会の注目は3年前の大会でベストアマに輝いた吉田鈴選手。プロゴルファーの吉田優利選手を姉に持ち、去年4度目のプロテストで合格を掴んだ苦労人。今年2月に父が経営する居酒屋で一日店長を務めた時には多くのファンが詰めかけ、プロ1年目を前に激励を受けた。吉田選手の武器は80%を誇るフェアウェーキープ率。ここまで日本ツアーで3位に着けるブレないショットで優勝を狙う。