徳島・つるぎ町で藍の栽培を復活させようと6年前から取り組む京子さんは、家賀集落で一番古いと言われる古民家を自然体験宿泊施設「家賀乃里・古城」に改装した。翻訳アプリを使って外国人観光客対応していた。つるぎ町出身の京子さんは、地元の保育所に勤めていた。23歳で秀信さんと結婚し神戸に移ったが、秀信さんの材木店が倒産しつるぎ町へ戻った。2人で子育てをしながら働き、49歳のときにエステサロンを開業した。秀信さんは55歳で亡くなり、家賀のお墓に通ううち集録の過疎化が気になり始めた。集落を再生させるため、2019年にかつて家賀集落で盛んだった藍の栽培を始めた。集落に来る人が増え、泊まれる場所を作ろうと空き家になっていた古民家を借りて2022年に「家賀乃里・古城」を開いた。