直美についてスタジオトーク。尾崎医師が解説。直美が増えている理由について、美容業界が拡大しているということと待遇の2つの理由があると指摘。宿直がある尾崎医師と一般的な美容医師の働き方を比較。尾崎医師は朝8児から診療などの業務があり、午後6時に業務終了となる。宿直の場合には、午後6時から翌朝8時までは宿直で夜間の急患などの対応に当たっているという。仮眠は4~5時間とれることも多いが、救急車が立て続けに来ると仮眠をとるのが難しいこともあるという。宿直は月数回だという。一方、一般的な美容クリニックの場合、午前10時から午後7時までが診療の業務で美容クリニックは基本的に予約のため、夜勤や救急当番などはないという。直美の医師が増えると偏りが助長されるのではないかと尾崎氏は危惧しているという。内科、外科、産婦人科などが医師から敬遠されがちだという。FUMAは医師個人のキャリア選択は尊重されるべきだが、必要なところで人手不足となっているのは問題とコメント。医師の偏りを解消するのに診療報酬について一律に増加するのではなく、外科などに多く分配する方法もあるのではないかと尾崎氏は話した。また地域による医師の数の偏りについて、東京などで働ける医師の数に制限をかける方法もあるが、働きたいところで働けないとなったら多くの人が高いパフォーマンスで働くとは限らないなどと問題点も指摘。尾崎医師は保険診療に前向きな気持ちで取り組む若手医師もいるといい、そういった人に報いる仕組みを作っていくことも必要などとした。