富士山で遺体が見つかった事件では1人の遭難者を探しに行ったら、偶然2人の遺体が見つかったという。7月から山梨県側では富士山入山の新ルールが設けられた。人数の上限は4000人となり、通行料2000円が義務となる。時間も限られていて、午後4時~午前3時までの間は閉鎖される。富士山の通行料は山梨県側では2000円だが、静岡県側では0円となっている。山梨県側は登山道の一部に県道があったが、道路法適用外の県有地に変更し、ゲートを設置したことで通行料を徴収する事ができるようになったが、静岡側には県道がなく国有地となっているため、通行料は徴収できないという。新ルールによって無謀な登山が減るかについて野口は「規制にはならない。昨年の夏も外国人が山小屋を取らずに軽装で登って、寒い中仮眠を取るためにトイレを占拠したが、海外と違い日本では逮捕できない。環境省のレンジャーに逮捕特権を与えないと難しい」などとした。また「装備チェックは義務化した方が良いが、入山者が多いから全てのチェックをできるかどうか。ただチェックをしてダメと判断したら入山を認めないという権限がない。林野庁は逮捕特権を持っているので、環境省のレンジャーもその気になれば逮捕特権を持てるかもしれない」などとしたが、東国原は「8合目以上は宗教法人でお参りに行くという宗教的理由があるので、そこは規制できないかもしれない」などと話した。山梨県知事は「富士山の世界遺産がこのままだと取り消しになる」として新ルールを設けたという。野口は富士山は世界遺産の基準としては人が多く、インバウンドと両立させることは不可能だとした。
住所: 静岡県富士宮市宮町1-1
URL: http://www.fuji-hongu.or.jp/sengen/access/
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