2日間にわたり、ギリシャ・ケルキラ島に滞在された佳子さま。記者の問いかけに、残りの日程も、ギリシャを感じながら過ごしたいなどと答えられた。この日は、水色のワンピースをお召になり、翌日には、袖が特徴的なワンピース姿で現れた。現地の柔道クラブを訪問された際は、紫と黒の上下だった。この時、佳子さまは、「エフカリスト・パラパラパラ・ポリ」と話された。「エフカリスト・ポリ」はギリシャ語で、「ありがとう、とても」という意味だ。「とても」を強調したいときに、「パラ」を付け加えるという。佳子さまは、首相夫妻から、ギリシャのパルナッソス山と日本の富士山をモチーフにした作品を贈られた。作ったのは、ベルリンやアテネなどで活動するアーティストのポールさんだ。日本の和紙を下地に、生まれたばかりのヤギからとった毛糸で作ったという。佳子さまは、ケルキラ島からアテネに戻り、31日中に日本への帰路につく予定だ。