取材を開始した山開き当日の午前8時すぎは開山初日から登山客で大賑わいとなった。今シーズンから入山規制が強化されたが、何が変化したのか。今回取材班は富士山に6日間滞在、合計140時間にわたり富士山の山開きを大追跡した。「吉田ルート」5合目、外国人が入山受け付けをしようとするが富士山レンジャーが軽装登山者のゲート通過を拒否するなど厳格な指導を行っていた。こちらの男性は雨具のズボンがなく入山拒否され、売店で約9000円程の雨具のズボンを購入した。取材開始から6時間となった午後2時、ゲートが閉められた。去年より2時間の前倒しで、夕方から一気に山頂を目指す“弾丸登山”を防ぐための措置だった。