先月中旬、山梨県富士川町がSNSに投稿した画像が密かな話題を呼んだ。写っていたのは全身ピンク色のバッタ。見つけたのは富士川町に暮らす5歳の男の子。ピンク色のバッタは男の子が飼育している。弘前大学農学生命科学部・菅原亮平助教によると、バッタは環境によって体の色が変化する。体内に体の色を決めるホルモンがあり、その分泌量などが外部の環境によって変化してピンク色のバッタが現れたと考えられるそう。今回見つかったバッタは幼虫でヒナバッタというバッタの一種とみられるそう。バッタは先月下旬に脱皮して無事成虫になった。少し色が薄くなったように見えるものの、ピンク色のままだそう。