詳細な指示を出さなくても目的に応じてAIが自律的に仕事を進める技術“AIエージェント”。今後AI開発の主戦場になるとされている。富士通はセキュリティー問題への対策を行う技術を開発、AIが役割分担して問題点を洗い出し、対策の提案まで行う。富士通データ&セキュリティ研究所・今井悟史所長は「人間の英知を超えたところまでこの生成AIエージェントが到達することが最終的な目標」と話す。NECも今月からAIエージェントの提供を開始、ユーザーの要求に応じてデータ処理や資料確認など必要な作業を自動で進める。AIエージェントが今後どのように活用されるか注目される。