県酒造組合や県などがきょう、富山市で会見を開き、合同プロジェクトを発表した。富山の酒は、良質な水や酒造りに適した地元のコメを仕込みに使っていて、すっきりしたなかにまろやかさがあり、どんな料理にも合うという。こうした富山の酒の特徴を全国にアピールしようと、県酒造組合が中心となって、富山の酒は最高の食中酒と銘打ったプロジェクトを始めることになった。プロジェクトでは、参加する県内14の蔵が富山湾の新鮮な魚介を使ったすしのほか、富山の特産の食材を使った料理をおいしく味わえる日本酒を仕込んで、ことし11月に販売するという。富山の食材を使った料理を提供する飲食店を募集し、地酒のセットメニューを販売してもらうほか、県内外で消費者向けのイベントを開催し、富山の酒をアピールしていくという。