木を組み合わせて作る組子細工の建具などを製造している富山市の企業は、去年開かれた大阪・関西万博の「サウジアラビア館」に特注の組子細工を出展していた。会社によると、万博に出展したことをきっかけにサウジアラビアやUAE(アラブ首長国連邦)など、中東の企業からの問い合わせが1.5倍ほどに増えていたという。しかし今月に入ってイラン情勢が緊迫化したことで、中東の国々との取り引きが止まるなど、影響が出てきているという。また、この会社は航空便でヨーロッパ方面に製品を輸出しているが、中東を経由する飛行機の運航見合わせが続いていて、注文を受けても輸送することができず、断ることも増えてきたという。
