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- 鹿島綾乃 坂下恵理 木村穂乃
熊本地震で大きな被害を受けた熊本市に札幌市職員が派遣されることになり出発式が開かれた。札幌市の危機管理局の職員4人。熊本市で避難所の運営を支援する。札幌市によると、きのう夕方時点で熊本市が設けた180の避難所では約1000人が避難生活を送っているという。中澤係長は「札幌市の職員が行くことで少しでも被災地への助けになれば」と話した。
帯広市中心部の北の屋台に店を構える20店舗が募金箱を設置。昨夜は屋台を訪れた客たちがカウンターに置かれた募金箱に次々にお金を入れる様子が見られた。店主は「自分の子ども、自分に置き換えたときに、ない話でもないので胸が苦しくなります。微力だけど募金箱を設置して少しでも役に立てればいいな」と話した。募金箱は来月いっぱい設置され、集まった義援金は関係機関を通じて被災地に送られる。
各地で断水が発生している熊本県を支援しようと米子市から給水車が出発した。この派遣は日本水道協会の要請を受けて行うもので、第一陣として米子市上下水道局の職員4人と2トンの水を積み込める給水車1台など車両2台が熊本県内で活動を行う。派遣される職員を代表する和田さんは「10年前にも行っているので行かせてくださいと志願した。被災地の皆さんのために精一杯活動していきたい」と話した。米子市上下水道局によると、派遣期間は8月7日までで、熊本市に到着後、支援先の調達を担当する福岡市水道局の指示を受けて断水地域に入る予定だという。
とっとり被害者支援センターが開催した講演会には大学生や警察官などが集まり、16年前、神戸市の路上でナイフで刺されて殺害された高校生の父親・堤敏さんが講演した。堤さんは犯人の逮捕までに約11年かかったことに触れた。また、去年、刑事裁判が終わったことについて、“判決が出て刑が確定して社会的には解決したとされる事件でも被害者に解決はありません”と今も続く苦しみを語った。そして「犯罪は被害者の人生を事件前と事件後に分断する。被害者支援で最も肝心なことは事件前の生活をできる限り取り戻せるように社会が責任を持って支えていくことだと思う」と訴えた。
「黒石ねぷた祭り」200年以上前から黒石市に伝わる伝統行事で、県の無形民俗文化財に指定されている。祭り初日の昨夜は勇壮な武者絵や美人画などが描かれた「扇ねぷた」、立体的な人形の飾りをのせた「人形ねぷた」の計36台が市内の中心部を練り歩いた。これまで江戸時代の古い町並みが残る「こみせ通り」と黒石駅につながる「富田通り」で1日ずつ合同運行が行われてきたが、「こみせ通り」の道幅が狭く人手が不足する中、沿道の安全を確保するのが困難だとして、今年は「富田通り」にコースを一本化して実施される。来月5日まで行われる。
困難を抱える人たちの支援のあり方などについて理解を深めようと青森市の特別支援学校の教員と青森刑務所の刑務官たちが意見交換を行った。これは青森刑務所が青森第二養護学校に呼びかけて初めて行った。意見交換は差別や偏見の克服をテーマに行われ、教員からは“相手がどんな人かを理解した上でその人にあった指導を心がけている”といった事例が紹介された一方、刑務官からは“声掛けを通じて受刑者が成長した瞬間にやりがいを感じる”という意見が出された。このあと学校に不審者が侵入した場合に子どもたちの被害を防ぐため教員たちが刑務官から護身術・さすまたの使い方を教わっていた。青森第二養護学校・木村校長は「学校教育、指導、授業に生かしていけるかというところをみんなでシェアして学校の運営に反映させていければと思う」、青森刑務所・石山看守長は「お互いに配慮を必要とする人たちを相手にしている仕事なので共通点がたくさんあったなと思う。受刑者の生活・能力に合わせた処遇をして初めて改善更生の手助けができると思う」と話した。
フードドライブはひとり親世帯や高齢者などの生活支援しようと出雲市社会福祉協議会が毎年行っているもの。きょうは市内7か所の会場で食品などが配布されている。このうち出雲市の社会福祉センターでは家庭や事業所から寄せられたレトルト食品や缶詰の他、洗剤などの日用品が並べられ、事前に申し込みをした人たちが訪れ、必要な品を受け取っていた。協議会によると物価高騰が続く中、食費を削らけれなればいけなくなった、貯蓄する余裕がないなどといった相談が寄せられているということだ。フードドライブはあすも出雲市の社会福祉センターで行われている。
夏休みに入った子どもたちに警察の仕事や職場への理解を深めてもらおうと県警察本部が毎年行っているもの。警察官やその家族など約120人が集まった。はじめに親子で参加する逮捕術の訓練の体験が行われ、警察官と犯人役に分かれ、相手の動きを察知して素早く攻撃を交わしたり、防いだりする方法などを学んだ。会場には機動隊の隊員が身につける装備も用意され、体感していた。このあと子どもたちは警察官の制服を着て家族と記念撮影をするなどしていた。
高岡市生涯学習センターで富山大空襲を語り継ぐ展示会が開かれている。昭和20年8月、米軍の富山市中心部への空襲を時系列でまとめたパネルなどを展示。また高岡市での開催に合わせ、市内や周辺の射水市でも避雷が落とされたことや富山市だけではなく、高岡市でも空襲が計画されていたことなどが紹介されている。展示会は来月5日まで入場無料。
卒業式は長野・松代町にある県警察学校で行われ、去年10月から約10ヶ月間、警察官の職務に必要な法律・逮捕術などを学んできた卒業生21人が出席。式でははじめに卒業生代表が卒業証書を受け取ったあと、1人1人に配属先が伝えられた。そして県警察本部の阿部文彦本部長が“現場では悪に立ち向かう強い警察官として、犯罪や事故などに遭って苦しんでいる人たちに寄り添う優しい警察官として、常に県民の立場にたって最善を尽くしてほしい”と述べた。
長野・川中島町にある障害者の就労支援する事業所では敷地駐車場に地元産ももの直売所が設置。事業所の利用者・職員が販売をした。家族連れが訪れると「いらっしゃいませ」と積極的に声をかけていた。
県はコシヒカリなど9種類の米を奨励品種に指定していて生産者への種子の供給など通じ普及を進めている。ヒノヒカリは猛暑による品質低下が課題となっている。県は国の研究機関が開発した「にじのきらめき」を9年ぶりに新たな奨励品種に加える方針を固めた。JAなどによると「にじのきらめき」のきらめきは穂に直接日ざしが当たりにくいことなどから高温でも品質が低下しにくい品種とされている。県は猛暑が続く中でも県産米の品質維持と安定した収穫量の確保につなげたい考え。奨励品種への追加は今年9月にも開かれる予定の審査会を経て正式に決まる見通し。
管絃祭は伊都岐島姫命が立ち寄ったという伝説にちなんで深浦地区で毎年旧暦の6月17日に行われている。昨夜は2隻の漁船に海上安全や豊漁などと書かれた約50個の提灯が付けられ、他の船と共に午後7時頃に太鼓の音に合わせて港を出た。船は港近くの伊都岐島姫命を祀った場所に近づき海に建てられた鳥居の前でお神酒を海に注いで安全を祈願した。
ウクライナ人アーティストのヴェラ・ブランシュさんはウクライナと日本を行き来しながら写真などのアート作品を通じて現地の惨状を日本に伝えている。ロバート・キャンベルさんは去年ウクライナに赴きヴェラさんに出会った。この時、ヴェラさんは爆撃された民家から拾い集めた食器の欠片を見せた。去年11月、キャンベルさんとヴェラさんは能登半島を訪れた。キャンベルさんはヴェラさんに珠洲焼作家の清水武徳さんを引き合わせたかった。キャンベルさんはプロジェクトのメンバーに声をかけウクライナと能登の欠片を使ってどんな作品にするのか話し合った。
鹿島綾乃は「アートとして蘇ることで日常生活を失わないんだぞっていう不屈の気持ちが表されているような」などと話した。キャンベルさんによるとウクライナの欠片を使った作品はこの秋の完成を目指していて今後展覧会などを通じて国内外に紹介していきたいとのこと。
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中国山地中央に帝釈峡がある。植物もこの峡谷ならではの環境を巧みに生きている。カンザシギボウシは石灰岩の土壌にも根を下ろすことが出来る。森で最も目につくのはケヤキ。石灰岩の硬い地盤にしっかり根をはって、長い年月を生き抜いてきた。一方、崖の上の植物は谷底とは全く違う環境で生きている。照りつける太陽と水を蓄える土壌がほとんどない。ここに生えるチョウセンヒメツゲは、小さな葉をびっしりつけること。水分の蒸発を抑えるためと言われている。チョウセンヒメツゲにニシキキンカメムシがとまっていた。主な食べ物はチョウセンヒメツゲの樹液。そのため、生息地が限られている。石灰岩の峡谷ならではの生き物もいる。カタツムリなど陸貝の仲間で、硬い殻を作るため炭酸カルシウムを含む石灰岩を食べると言われている。夕方の森の中で歩いているのはカタモンミナミボタルの幼虫。ホタルの幼虫にとって陸貝は大切な食べ物で、たくさんのホタルが命を繋いでいる。
