夜の浜辺に産卵のためにやって来たホタルイカが大量に漂着した。ホタルイカは通常沖合1.5km程での定置網漁が一般的であるが浜から大量に収穫できる状態となった。去年はホタルイカの水揚げが59匹という日もあった記録的な不漁の年であったが、今年の漁獲量は平年の3倍で産卵で浜辺に近づく個体数も多いとされている。都内のスーパーではホタルイカの価格が去年の3分の1とお手頃価格になっている。専門家は昨年に生まれてから日本海での生き残りが多かった可能性や、沿岸に来遊する際の水温や海流などの条件が富山湾へ来遊するのに適した可能性等があると話す。