人口減少が課題となる中、富山県はスポットワーカーと呼ばれる短時間のアルバイトの人などを大都市圏から呼び込んで、お試し移住を通じて将来的な移住につながるマッチングの取り組みをことし秋に実施することになった。新たな取り組みは県が人材サービス会社と連携して始めるもので、スポットワーカーと呼ばれる短時間のアルバイトの人たちなどを主に首都圏から呼び込んで県内で農業などの仕事をしながら最長1週間程度のお試し移住を体験してもらう。働きながらの暮らしや地域との交流、それに観光などを通して富山県の魅力を知ってもらうのが目的で、具体的には県が事業者などと連携して求人の内容や体験プログラムを作成したうえで、人材サービス会社を通じて募集を行いことし10月から11月にかけて20人程度に参加してもらう。体験期間中の住居は自治体が用意している移住体験住宅などを活用するという。また体験が終わったあとも参加者をフォローし希望する人を将来的な移住につなげていくという。