- 出演者
- 田代杏子 高瀬耕造 加藤成史 梶原典明 坂下恵理 島田莉生 加藤向陽 宮崎浩輔 油原さくら
オープニング。
能登半島地震で被災した輪島市にある輪島塗の工房で、漆器に使う漆を精製するため、樹液を天日にさらす「天日黒目」と呼ばれる伝統的な作業が行われた。輪島市横地町にある工房は地震で全壊する被害を受けたが、建物の下にあった道具が無事に見つかったということで、きょう「天日黒目」が行われた。6人の職人たちは地震の犠牲者に黙とうをささげたあと、質がよい漆ができるようにかしわ手を打って願い作業に取り掛かった。「天日黒目」は漆の樹液の生漆を夏の強い日ざしに当てながら漆器に使う漆を精製する作業で、職人たちは交代しながら桶に注いだ生漆を木の棒を使ってかき混ぜていった。そしてクリーム色の生漆が焦げ茶色になるまで2時間ほど作業を続け、樹液の水分を飛ばしていった。この工房では仮設の作業場で製造を再開していて精製した漆は半年間寝かせてから輪島塗の上塗りに使用するという。
さまざまな職業が書かれているカードゲームを利用して生徒たちに将来の仕事について考えてもらおうという授業が射水市の中学校で開かれた。この授業は就職情報サイトの運営などをしている企業が全国の中学校で開催しているもので、射水市の新湊中学校の2年生の2クラスで開かれた。4人から5人のグループに分かれた生徒たちはこの企業がNPO法人と共同で開発したカードゲームを教材に将来就く仕事について考えた。授業を開いた企業側は、こうした授業を通してさまざまな職業がどのように役割を果たし地域社会に貢献しているのか、早い時期から考えてもらいたいとしている。
人口減少が課題となる中、富山県はスポットワーカーと呼ばれる短時間のアルバイトの人などを大都市圏から呼び込んで、お試し移住を通じて将来的な移住につながるマッチングの取り組みをことし秋に実施することになった。新たな取り組みは県が人材サービス会社と連携して始めるもので、スポットワーカーと呼ばれる短時間のアルバイトの人たちなどを主に首都圏から呼び込んで県内で農業などの仕事をしながら最長1週間程度のお試し移住を体験してもらう。働きながらの暮らしや地域との交流、それに観光などを通して富山県の魅力を知ってもらうのが目的で、具体的には県が事業者などと連携して求人の内容や体験プログラムを作成したうえで、人材サービス会社を通じて募集を行いことし10月から11月にかけて20人程度に参加してもらう。体験期間中の住居は自治体が用意している移住体験住宅などを活用するという。また体験が終わったあとも参加者をフォローし希望する人を将来的な移住につなげていくという。
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南会津町の伝統行事「会津田島祇園祭」で、花嫁姿の女性たちが街を練り歩く「七行器行列」が行われ、沿道の見物客を魅了した。800年以上の歴史があるとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されている会津田島祇園祭はきのうから3日間の日程で行われている。2日目のきょうは祭り一番の見どころの七行器行列が午前7時半ごろから行われ、花嫁姿の女性や裃姿の男性などおよそ70人が参加した。行列では行器と呼ばれる朱塗りの器にお供え物のお神酒や塩さばなどを入れて、およそ1キロほど街を練り歩き五穀豊穣や無病息災を願って神社に献上する。注目は色鮮やかな花嫁衣装姿の女性たちで県内外から合わせて31人が参加し、沿道の見物客たちが艶やかな様子を写真に収めていた。
福島県の東日本大震災からの復興や音楽教育の推進などに向けて、県と日本フィルハーモニー交響楽団が包括連携協定を結んだ。きのうは楽団の平井俊邦理事長が県庁を訪れて内堀知事とともに、福島県の震災からの復興や音楽教育の推進などに向けて連携を図るための包括連携協定書を取り交わした。日本フィルハーモニー交響楽団は13年前に震災の発生直後から被災地や避難所で演奏会を開いてきたほか、子どもの演奏指導に当たるなど音楽を通じた支援を続けてきた。会場では楽団でソロ首席チェリストを務める門脇大樹さんが演奏を披露した。楽団では協定に基づいて今後、県内各地の郷土芸能の団体や学校での文化活動を動画に記録し世界に発信する取り組みを検討している。
おおむね120年に一度全国一斉に花を咲かせるとされるマダケが薩摩川内市の竹林で周期を大きく外れて開花しているのが確認された。マダケの開花が確認されたのは薩摩川内市東郷町の市道沿いにある竹林。近所の男性が見つけ連絡を受けた鹿児島県森林技術総合センターの研究員が先月中旬、開花を確認した。マダケは古くから建築材や竹細工などに多く用いられ根を含め、竹の一部を別の場所に植えることなどで広まっていき今では北海道を除く全国に分布している。竹の生態に詳しい広島大学・総合学部長・山田俊弘教授によると「開花の仕組みは十分に分かっていないがおおむね120年に一度の周期で全国一斉に開花し一斉に枯れる」という。前回は1960年前後にその前は1840年前後に各地で開花したという記録が残っているという。次の開花は本来2080年ごろと見られ今回のマダケの開花はこの周期を大きく外れている。
若者の県外流出が課題となる中、来年春に卒業する高校生や大学生などを対象にした地元企業の合同就職説明会が佐賀市で開かれている。メートプラザ佐賀にて、午後3時まで。ことしは初めて高校生にも対象を広げての開催。3月に県内高校を卒業した人の県内企業への就職内定率は66.3%。一定割合で福岡県に流出する傾向が続く。
東海道新幹線沿線の人気の観光ルート“ゴールデンルート”にちなみ、大阪の西から九州にかけてを“西のゴールデンルート”と位置づけ、西のゴールデンルートアライアンスの取り組みをスタート。欧米などからの旅行者を呼び込もうと福岡市や武雄市などの自治体が参加する勉強会が開かれた。海外の富裕層などの受け入れで実績のある民間事業者によるディスカッションが行われ、誘客に向けてプライベートジェットやヘリでの移動ができる環境の整備や、個性が際立つ東京や京都とは違った西日本ならではの地域の連続性を生かしたプロモーションが重要だとの指摘が出た。次回は11月に開催され、それに向けてモデルルートとセールス方法をそれぞれ専門に検討する部会を設け具体的な議論を進めていくという。団体会長・高島福岡市長のコメント。
全国有数の梅の産地和歌山県田辺市で梅干し用に塩漬けした梅の天日干しが始まった。JA紀南によると田辺市やその周辺の自治体では500軒余りの農家が梅干しを生産していて、このうち田辺市下三栖の岩見健生作業場では収穫したあとおよそ1か月間塩に漬け込んだ南高梅を天日干しにしている。JA紀南によるとことしは暖冬の影響で花の開花が早まり受粉がうまくいかず、梅の収穫量が大幅に減少しているという。このため岩見さんも例年およそ150トンの梅干しを生産しているが、ことしは30トン余りにとどまる見通しだという。梅は天日干しにされたあと全国に向けて出荷される。
三好市の中継映像。
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天気予報を伝えた。
夏祭りの風物詩・金魚すくいの「和金」が出荷を待っている。多い日には5万匹以上出荷することもあるそう。金魚の魅力に触れてもらうため無料で見学できる資料館もある。金魚養殖会社社長・嶋田輝也さんのコメント。(中継)奈良・大和郡山。
昭和62年7月23日のニュース「猛暑の首都圏 大停電」の紹介。記録的猛暑で電力需要が急増し1都5県で停電が発生。東京電力管内の280万世帯が影響を受けた。信号が消え、エレベーターが止まり閉じ込められる人が続出。回復まで3時間以上を要した。
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平成20年7月23日には「ハリー・ポッター 完結編」の日本語版が販売された。
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VTRを振り返りトーク。高瀬が「暑さによる大停電に驚きましたけど、大きな影響は今に始まったことじゃないということがわかりますね」とコメント。
田代杏子が、こうした映像はNHKアーカイブスのHPでも観られると伝えた。
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及川凛華が北海道東神楽町の大自然で川釣りにチャレンジ。釣り歴30年以上の大谷雅矢さんに教えてもらう。朝5時に開始。穴場スポットの忠別川へ向かった。ルアーを使ったニジマス釣りに挑戦する。大谷さんにお手本を見せてもらった。すぐにヒットした。及川も釣りに成功した。釣ったニジマスを使って「ニジマスのフライ」を調理することに。切ったニジマスに衣をつけて160℃の油で揚げ、完成させた。試食した及川は「最高!」等とコメントした。
続いて牧場に向かった。100年以上続く牧場では450頭の乳牛を育てている。牧場の隣りにある直売店では10種類以上のアイスが楽しめる。1日に1000個以上売れることもあったという。店オリジナルのフレーバーを試食した及川は「香ばしさと自然な甘みが合わさっていて美味しい。」等とコメントした。及川が美味しさの秘密に迫った。店主の田村みどりさんは毎日、アイスを作り続けている。カボチャの種を使っていた。ペポナッツをローストして香ばしさを出しミキサーにかけていった。10分冷やしてオリジナルアイスを完成させた。
奈良県大和郡山市から高橋沙織による中継。高橋沙織は「金魚を取るのが大変だったが楽しかった。水槽のサイズが長生きさせるためのポイントだ。」等とコメントした。嶋田輝也さんによると、上手く行けば10年は生きるのだという。
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