来月3日のバスケットボール・Bリーグのシーズン開幕を前に、きのう、千葉ジェッツの新本拠地・ららアリーナ東京ベイでプレシーズンマッチが行われた。この試合のチケットは完売し、8000人近い千葉ジェッツファンで観客席が埋まった。今シーズンから千葉ジェッツに加入した日本人2人目のNBAプレーヤー・渡邊雄太(29歳)は、Bリーグの選手として初めて試合に出場した。渡邊雄太は早速、ゴール正面から移籍後、初得点を決めると、今度は相手チーム・サンロッカーズ渋谷のホーキンソンとマッチアップ。2人は日本代表ではチームメートだったが、対戦するのは初めて。さらに、長年、日本代表でともにプレーをした千葉ジェッツのキャプテン・富樫勇樹(31歳)からのパスを速攻で得点を決めるなど、7得点をマークした渡邊雄太は、来月5日の開幕戦に向けて弾みをつけた。渡邊雄太は「誰よりも自分が一番、きょうのこの日を楽しみにしていた。素晴らしいアリーナ、素晴らしい観客の中でプレーできたことをうれしく思う」と語った。試合結果は、サンロッカーズ渋谷72−66千葉ジェッツ。渡邊雄太の成績は、出場時間15分44秒で7得点。