千葉県木更津市の山の中にあるFRDジャパン。代表の十河哲朗さんはここでサーモンを養殖しているという。年間30トンを出荷している。その養殖方法は水換えをほとんどせずに陸上養殖をしている。水をきれいにできるろ過システムを使って水を再利用している。使用しているのは水道水で大量の海水を運ぶコストと手間の削減ができる。この方法は閉鎖循環式陸上養殖は、SDGsでも注目される。様々な店に出荷され、おかそだちというブランド名で販売している。前回、富津市に完成予定の富津陸上養殖プラントは2026年に操業を開始し、27年以降には年間3500トンを生産予定。収益が実現すれば世界初。現在工事は60%ほど進んでいるという。その現場は前回よりも建設が進み、水槽を設置する場所やメインのろ過装置を設置する場所が見えている。