- 出演者
- 加藤紀子 宮崎由加 南波雅俊
株式会社空調服は今や建設現場にはかかせない電動ファン付きウェアの空調服を製造・販売している会社。服にファンがついていて、バッテリーのスイッチをいれると服の中に外気が取り込まれ、汗の気化熱で体を冷やしてくれる。現在空調服の売り上げはおよそ47億円。ダッドウェイで行われていた新商品会議の開発。空調服の機能をいかした商品は空調ベビーケープ。ベビーケープとは抱っこ紐やベビーカーに取り付けて紫外線や寒さ、雨などから赤ちゃんを守る。空調服同様ファンがついている。ダッドウェイから共同開発を依頼されたという。2019年に開発をスタートし、今年3月には新商品を発売。重さは約500グラムでそれほど負担にはならない。想定以上の売上となったという。
さらに新商品は商品の開発テストを行う研究棟へ。巨大な装置の中には空調ベッドが。空調服の特徴は外から空気を取り込んでパンパンに膨らむこと。しかし寝づらいかとおもいきや空調服の場合は勢いよく空気をとりこみ汗を気化させることで涼しさを保つ。一方、ベッドの場合はそれを眠りの妨げにならないように静かに行う必要がある。寝汗を気化させるのではなく、こもった熱や湿気を外に出すことを重視。ゆるやかな空気の流れを送ることでそれを実現している。さらに6月には空調エアバイザーを発売予定。今後の目標に市ヶ谷さんは世界中に空調服が広がり、優しい社会になってほしいと答えた。
千葉県木更津市の山の中にあるFRDジャパン。代表の十河哲朗さんはここでサーモンを養殖しているという。年間30トンを出荷している。その養殖方法は水換えをほとんどせずに陸上養殖をしている。水をきれいにできるろ過システムを使って水を再利用している。使用しているのは水道水で大量の海水を運ぶコストと手間の削減ができる。この方法は閉鎖循環式陸上養殖は、SDGsでも注目される。様々な店に出荷され、おかそだちというブランド名で販売している。前回、富津市に完成予定の富津陸上養殖プラントは2026年に操業を開始し、27年以降には年間3500トンを生産予定。収益が実現すれば世界初。現在工事は60%ほど進んでいるという。その現場は前回よりも建設が進み、水槽を設置する場所やメインのろ過装置を設置する場所が見えている。
富津市に完成予定の富津陸上養殖プラントに設置する巨大水槽を紹介。企業秘密の技術を使用し、4万匹のサーモンが泳ぐ予定。2005年に養殖研究がスタート。2013年にFRDジャパンを設立も上手く育たずに失敗の連続。21年には養殖技術を確立した。この施設に会社の未来がかかっているという。
ふるさとの未来の次回予告。
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