宮城県が進める4つの病院の再編計画をめぐり、仙台市にある東北労災病院の移転が白紙になった後、富谷市は新たな総合病院の誘致を目指し事業者の公募を行い、東北医科薬科大学が候補に決まった。これを受け、富谷市の若生裕俊市長は記者会見で病院の開設に向けた作業を本格化させるため大学側と覚書を締結したことを明らかにした。覚書では用地を市が無償で貸与することや、病院の整備費用の一部や開院後の救急医療体制、急性期医療体制などを支援するため市が補助金を交付するとしている。開設時期は当初の予定通り2031年度を目標としている。富谷市は今後覚書の内容に加え、病床数や診療科目などを盛り込んだ基本協定を来年4月をめどに大学と結び準備を加速させることにしている。
