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「対馬クリーンセンター中部中継所」 のテレビ露出情報

2015年にSDGsの取り組みがスタートして8年。そんな中環境問題に関わる一歩先を行くトレンドがあるという。その実態に迫るべく向かったのは長崎・対馬市。九州と朝鮮半島に挟まれた対馬は国境の島と呼ばれ、島の約9割が山林という自然豊かな場所。ツシマヤマネコが生息する原生林や、リアス式海岸などがみられる観光地として人気を博している。そんな対馬は海洋ゴミが多く流れ着く場所でもある。海洋ゴミの約7割が海外由来で、ほとんどがプラスチック製品。世界中で問題になっている海洋プラスチックゴミ。このままだと2050年には海洋ゴミが魚の量を超えるとも言われている。さらにマイクロプラスチックになると魚たちに食べられる恐れが。海洋ゴミの回収や処理にかかる費用は毎年約2億8千万円。市は1割の費用を負担している。
対馬では今、海洋ゴミ問題を解決に導く新たな取り組みが始まっている。やってきたのは対馬クリーンセンター中部中継所。この施設では海洋ゴミを細かく粉砕し、効率よく処理業者に渡しゴミ処理費用のコストダウンを図っている。しかしここで対馬は海洋ゴミをリサイクルして資源化することで、島で完結するリサイクルを編み出した。洗剤ボトルや買い物かごなど、様々な形に生まれ変わっている。これらのリサイクルに協力しているのは、テラサイクルと伊藤忠商事。伊藤忠の機能とテラサイクルによるリサイクルのノウハウをかけ合わせ、海洋ゴミに寄与できるビジネスモデルを作ったという。さらに海洋プラスチックゴミを燃料として使うという驚きの取り組みが。

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