成田空港の必殺修理人を取材。成田空港 第1ターミナルは出発ロビーは人であふれている。去年の訪日外国人は約3687万人で過去最高を記録した。アメリカから来た男性は寿司やラーメンを食べ、神戸には神戸牛を食べに行ったと話した。メキシコから来た女性は、スタジオジブリのファンで、ジブリグッズの専門店や「千と千尋の神隠し」みたいなホテルがとても良かったと話した。一方でアクシデントに見舞われる人も。スーツケースのトラブルの駆け込み寺になっているのが成田空港 第1ターミナルに店を構えるリアット!の中村一登店長。中村店長のもとには国籍を問わず多くの人がやってきて数多くのトラブルを解決してきた。今回スーツケースを運んできた男性は、台湾留学生で北海道旅行帰りだという。スーツケースのタイヤが壊れてしまったのには心当たりがあり、札幌でお土産にビールを12本購入したことだという。早速タイヤの交換に取り掛かる修理人。約30分で修理は完了。原因は重量だけでなく材質の劣化もある。タイヤの表面に白い粉やひび割れがあったら劣化のサイン。劣化に気付かず空港に来る人は多いようで、タイヤ修理は10日間で77件にのぼった。