来月開催される野球の世界大会WBCに向けて、日本代表・侍ジャパンの強化合宿が始まった。前回大会で優勝した侍ジャパンには企業も注目していて、ビジネス拡大を狙う動きが活発化している。東京・原宿のニューバランスの店舗では、アスリート契約を結んでいる大谷翔平と共同開発したTシャツやスウェットパンツの販売が開始した。ニューバランスは2023年の大谷との契約以降、野球関連の売り上げが3年で20倍になった。さらに侍ジャパンのメンバーである牧秀悟と小園海斗と契約を結んだと発表し、今回のWBCでも契約選手を通じて商品をアピールするチャンスになるとみている。侍ジャパンの強化合宿が行われている宮崎市の球場には、選手の姿を一目見ようときのう約1万8000人が訪れた。侍ジャパンにはパートナー企業として三菱UFJ銀行やJTBなどが名を連ねていて、そのブランド力に企業も期待を寄せている。宮崎の球場内には選手のコンディションを整えるリカバリールームが設置され、リカバリーウェアの「BAKUNE」で知られるオフィシャルパートナーのTENTIALが手掛けた。部屋には練習の前後や合間に選手たちが仮眠できるよう、リクライニングチェアやベッドが設置されている。TENTIALでは現在BAKUNEの売り上げが全体の8割を占めているが、今後リカバリールームを企業向けに提供することを検討していて、収益源の多角化を進める狙い。
