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「小売価格統計調査」 のテレビ露出情報

コメの高値が収まらない中、農林水産省はあさって備蓄米をどれだけ放出するか発表すると明らかにした。都内のおにぎり専門店を取材すると、コメの仕入れ値は去年と比べて2割ほど上がったという。例えばコシヒカリは去年5月ごろ5kg2400円程度だったが、コメ不足が深刻化した夏ごろには3000円台になり、先月は4000円を突破。おにぎり戸越屋・木本英二管理部長は「『これ以上上がるともう来ない』という厳しい意見もある」と話す。こうした中、米マイスター麹町では、去年の夏ごろからアメリカ産と国産をまぜた「ブレンド米」の販売を開始。アメリカ産には関税がかかっているが、それでもブレンド米の価格は国産単体の半分ほどで、飲食店を中心に注文が相次いでいるという。松屋も去年5月からブレンド米を実験的に使用。日銀本店の食堂でも、去年12月から台湾米に一部切り替えるなど影響が広がっている。こうした中、批判の矛先を向けられた農水省が重い腰を上げて決めたのが備蓄米の放出。本来は災害や不作など緊急時用で、厳しい温度湿度管理のもと玄米で保管するもので、5年を過ぎたら家畜の餌に使われる。放出についての発表がされても価格がすぐには下がらない可能性もあり、気をもむ日々が続きそう。

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