米国6月小売売上高は前月から横ばいだったが、市場予想は上回った。シティグループ証券・阪上亮太さんがスタジオで解説「振れの大きな項目である自動車を除くと前月比で増加。強い数字だったのは確か。それを好感してマーケットも一安心、ソフトランディング期待から上昇。ただ最近の米国の経済指標は全体として下振れが目立っている。安心していいのかは慎重に考える必要がある。雇用関連は失業率上昇も進んできている。小売売上は物の財の項目だが、唯一サービスの項目になるレストランの売上は前月比で0.3%の増加だが、実質ベースでは0.1%の減少になっている。サービス消費は実質ベースでは増えていない。米国景気は強いのかはまだ見極めが必要」などとコメントした。