神奈川・相模原の小島繊維工業は従業員12人。産業用のひもを製造して大手企業などに販売している。円安の影響などで仕入れ価格が上がり、製造コストが約2割上がった。原材料の値上げを示す資料を取引先に提示してコストを販売価格に転嫁できた。ここ数年は正社員・パートの賃金を約4%上げたが、人件費の上昇分は価格転嫁が難しいという。デフレ脱却のためには人件費の分も価格転嫁できる環境づくりが必要との見方を示した。
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