全てのものが高くなっていて、野菜も高かった状況から少しは落ち着いてきただが、平年と比べると高い。小松菜は今年1月200円だったのが約140円に、レタスも250円ほどだったのが約180円に、ネギも320円ほどだったのが約280円になった。直売所担当者は「安く買うのは今が最後のチャンスかも…今後価格は据え置きか、上がっていく可能性が高い」と話す。小売店での野菜の価格は安くなったとはいえ、どれも平年比よりは高く、キャベツ、ねぎ、大根、たまねぎは平年比の2倍ぐらい、レタス、人参が1.3倍ほど。秋元は「2月の少雨や気温の低下による影響で収穫量が減った」と話す。他の品目を見ていくと、春キャベツの生育は遅れており、値段は平年を上回る見通し。新じゃがいもは北海道では生育が順調だが、鹿児島では遅れており、地域差があり、値段も平年を上回るという。新玉ねぎの生育は順調だが、値段も平年を上回るが、産地によっては安くなるという。