鳥取県に低コストの米作りに挑む人がいる。トゥリーアンドノーフの徳本修一さんも乾いた田んぼに直接種を撒く乾田直播を取り入れ、大型ドローンによる肥料散布など先進的な農業に取り組んでいる。さらに人工衛星データを活用し稲を管理。生産コストを従来の半分以下に削減できた。しかしいくら頑張っても生産コストを下げきれない日本特有の問題には、田んぼは横並びにあるものの、あぜ道があると2枚分の作業効率がかかる。一枚あたりの田んぼの面積を広げるしかないと徳本さんは答えた。今年5月中旬に徳本さんの田んぼにやってきたのはコマツの小川啓之会長。ブルドーザーが田んぼの畔を削っていく。徳本さんはコマツの協力を得て3枚に分かれていた田んぼを1枚の大きな田んぼにまとめようと考えた。この基盤整備には高度な技術が求められる。3枚の高低差は30センチ。ブルドーザーで高い方から低い方へ土をうつし全体を均一の高さにする。しかし表面の土には稲の成長に欠かせない微生物が生息。まず表面の土を15センチほど削ってから残った部分を同じ高さに維持。最後に微生物のいる土をもどす。この複雑な作業を効率化するのがコマツが開発したICTブルドーザー。ドローンや人工衛星などの位置情報を使って田んぼの3次元データを作製。そのデータをもとに走行中のICTブルドーザーが自動でブレードを上下に動かし、田んぼを平らにしていく。2ヶ月後に整備した田んぼには、均等に水が張っていた。
住所: 東京都港区赤坂2-3-6
URL: http://www.komatsu.co.jp/
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