来月の自民党総裁選挙を巡り自民党・小林鷹之前経済安保相がきのう記者会見を行い正式に立候補を表明した。会見で小林前経済安保相は裏金事件を踏まえ、「まずは信頼の回復」と訴え、党の政策活動費を透明化する考えを強調した。また「脱派閥選挙を徹底する。支援は一切求めない」とした。ただ小林議員は「裏金の問題」が指摘された安倍派などの中堅・若手議員の支援も受けている。小林議員は「国民の一定の理解が得られた時点で適材適所の人事を行う」と起用に含みを残した。河野デジタル相は麻生派を中心に推薦20人を確保し、26日の会見で正式に立候補を表明する方向という。また、石破元幹事長は総裁・首相に選出された場合衆参本会議と予算委員会で論戦を行ってから審判を受けると解散総選挙を示唆した。きょう総裁選は9月12日告示・27日投開票と日程を決定する見通し。