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「小栗祐治」 のテレビ露出情報

北海道・常呂町は冬、流氷に閉ざされる。この町では一風変わった男が酒屋を営んでいた。それが小栗祐治だった。小栗祐治は何によらずのめり込んでしまう。趣味で野鳥の撮影を始めれば山から帰らず、家族は捜索騒ぎ。ボーリングには特に入れ込み、レーンの油の塗り方まで調べ尽くした。しかし、ボーリング場は閉鎖。1980年、ラジオでカーリングの講習会があることを知った。160km離れた池田町に駆けつけカーリングを見学した。まもなく、深夜の駐車場で水をまく小栗の姿が目撃された。しぶしぶリンク作りを手伝ったのは兼田良二。兼田の妻・悦子も小栗に巻き込まれた。ママさんバレーの試合中、小栗がやって来てカーリングに誘われた。ストーンは鉄工所を営む知り合いが取っ手を溶接して作った。ガスボンベや墓石までストーンになったという。見様見真似で始めると面白いと声が上がり、バレーひと筋だった悦子も心がときめいた。悦子に完敗し猛練習を始めたのは農家の小野寺亮二。小栗らは真剣の大会を開こうと言い出した。一緒に連れて行かれたのは兼田良二。1年後、NHKカーリング選手権が開催し15チームが腕を競った。聞き慣れない競技に大の大人が熱中する様子は、テレビでも特集された。カナダの雑誌が小栗を特集したのが縁で現地に視察団を送ることになった。視察を任された1人が住職の松平斉之。カナダで目に飛び込んできたのは笑顔だった。小さな町では、大人も子どももカーリングを楽しんでいた。しかし常呂町では鉄道が廃線となり、1990年代2つの小学校で閉鎖が迫った。1992年、11月18日、カーリングがオリンピック正式種目に決定。町の選手たちが自国開催枠で突如、晴れ舞台に経つことになった。力の差は歴然だったが街中がその姿を見つめた。その時、小栗はメダルを目指すと宣言した。しかし信じる者は誰もいなかった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月15日放送 8:15 - 9:00 NHK総合
新プロジェクトX〜挑戦者たち〜カーリング 極寒の町に熱狂を〜じっちゃんが夢をくれた〜
北海道・常呂町は冬、流氷に閉ざされる。この町では一風変わった男が酒屋を営んでいた。それが小栗祐治だった。小栗祐治は何によらずのめり込んでしまう。趣味で野鳥の撮影を始めれば山から帰らず、家族は捜索騒ぎ。ボーリングには特に入れ込み、レーンの油の塗り方まで調べ尽くした。しかし、ボーリング場は閉鎖。1980年、ラジオでカーリングの講習会があることを知った。160km[…続きを読む]

2025年1月9日放送 15:10 - 15:55 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(オープニング)
きょうは大泉洋さんにちなみ、北海道の思い出がテーマ。FAX:03-5454-2918など。清永氏はラーメンではなくそばを食べたことが思い出だと話し、伊藤さんはピョンチャンオリンピックでロコ・ソラーレがメダルを獲得すると、地元である北見市常呂町まで足を運んだことだと話していた。常呂町のカーリングの父だが五輪の1年前に亡くなっていた小栗祐治さんを偲ぶ声も取材の際[…続きを読む]

2024年6月9日放送 16:50 - 17:00 NHK総合
スポヂカラ! 10min(スポヂカラ! 10min)
北海道北見市常呂町。賑わっていたのは常呂カーリングホール。町内のリーグ戦では幅広い世代が熱戦を繰り広げていて参加チームは31チーム。このリーグ戦にも参加しているのが日本代表のロコ・ソラーレ。カーリングの原点にはある男の伝説があった。5年前に他界した小栗祐治さん。1980年、カーリング講習会に参加したのがきっかけだった。その頃、常呂町は過疎化が進み娯楽の場所が[…続きを読む]

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