メルセデス・ベンツ日本が電気自動車の新型モデルを発表。発表会にはドイツの本社からケレニウス会長も出席し、日本で充電設備などへの投資を加速する考えを示した。高級SUVモデルの「EQE SUV」は全長4メートル88センチ、全幅2メートル3センチで、室内は広く大きな荷物も入る。1回の充電で最大528キロメートル走ることが出来る大容量の充電池を積んでおり、価格は1369万7000円。この新型モデルの追加によってメルセデスのEVは7車種12モデルに増えた。発表会では14年ぶりにケレニウス会長も登壇した。ケレニウス会長は発表会の後、東京都の小池知事を表敬し、日本でEVに欠かせない充電設備などのインフラ投資を加速する姿勢を強調した。東京都などでは新築の住宅等を対象に太陽光発電設備の設置を義務付ける予定。メルセデスベンツのEVには大容量の蓄電池が搭載されており、太陽光で発電した電力を貯めて家庭やオフィスに供給することを視野に入れている。