- 出演者
- 佐々木明子 中垣正太郎 田中瞳 原田亮介 藤井由依 Ayase(YOASOBI) ikura(YOASOBI)
オープニング映像。
きょうの放送内容は「物価に異変? 高級品の価格低下」「YOASOBIのヒット戦略」「処理水放出 中国輸入禁止で影響広がる」など。
- キーワード
- YOASOBI
東京電力・福島第一原発の処理水放出開始を受けて、中国が日本産の水産物などの禁輸を決定。日本政府は撤回を求めていく方針。中国への輸出は日本の水産物輸出の2割以上にのぼっており、禁輸は大きな打撃となる。北京市内の日本料理店「極・北海道居酒屋」では、放出開始直後に客足が途絶えたことから、海産物が中国産であることをホームページやメニューに明記することになった。
国内の消費者物価指数は前年比3%前後の増加で推移するなど、日用品や食品の値上げが続いているが、富裕層向けの高級時計などは値下げに転じているという。新宿区「KOMEHYO 新宿店」ではロレックスの価格が去年4月を境に値下がりしている。投機目的に買われた時計が売却され、市場にあふれたためだという。港区「JOYLAB」ではヴィンテージウイスキーが値下がり。最高値がボトル1本13万円だった「山崎18年」は買取価格が3割減となった。主に中国に輸出されていたが、経済不安で富裕層に売れなくなったという。
スタジオからは、富裕層向けの高級品の価格下落はほかにも美術品で顕著で、中国国内でコロナ対策によりオークションの開催が制限されたことから市場が縮小していたと紹介した。今後はアメリカで利上げを始めとする金融引き締めが強まり市場の縮小が進むが、日本の購買力は落ちておらずこれらを支えることが期待されるという。
メルセデス・ベンツ日本が電気自動車の新型モデルを発表。発表会にはドイツの本社からケレニウス会長も出席し、日本で充電設備などへの投資を加速する考えを示した。高級SUVモデルの「EQE SUV」は全長4メートル88センチ、全幅2メートル3センチで、室内は広く大きな荷物も入る。1回の充電で最大528キロメートル走ることが出来る大容量の充電池を積んでおり、価格は1369万7000円。この新型モデルの追加によってメルセデスのEVは7車種12モデルに増えた。発表会では14年ぶりにケレニウス会長も登壇した。ケレニウス会長は発表会の後、東京都の小池知事を表敬し、日本でEVに欠かせない充電設備などのインフラ投資を加速する姿勢を強調した。東京都などでは新築の住宅等を対象に太陽光発電設備の設置を義務付ける予定。メルセデスベンツのEVには大容量の蓄電池が搭載されており、太陽光で発電した電力を貯めて家庭やオフィスに供給することを視野に入れている。
そごう・西武の労働組合が今月31日にも西武池袋本店でストライキに入る可能性。親会社のセブン&アイ・ホールディングスはアメリカのファンドへのそごう・西武の売却を決めているが、雇用の維持などを巡り組合が反発していた。28日にも予定される労使交渉が決裂すれば、31日にもストライキに入る見通しで、百貨店業界でのストライキは約60年ぶり。
全日空や日本航空など航空関係の50者が人手不足に対応する為、新たな業界団体を設立。業界では手荷物の詰め込みや航空機の誘導など地上業務の人員が不足しており、企業の枠を超えて業務の効率化や賃金の引き上げを議論する。
アメリカ・ワイオミング州でジャクソンホール会議がはじまった。FRB・パウエル議長が先ほど講演し今後について「適切であればさらに金利を引き上げる用意がある」とした。22年ぶりの高い水準となっている政策金利について「インフレを抑えるためには重要な役割を果たす」と高い水準を維持する考えを示した。また「過度の金融引き締めは経済に不要な悪い影響を与える可能性がある」とした。アメリカでは、去年以降の利上げで7月のアメリカ物価上昇率は3.2%に低下した一方、景気の底堅さを保っている。パウエル議長は、物価上昇率目標の2%に向けて金融引き締めを続ける姿勢を強調した。
為替と株の値動きを伝えた。
パウエル議長の発言について原田キャスターは「今後の金融政策はデータ次第という発言につきる。両方のリスクを言っているのでこの発言になる。今のマーケットの感じだと来年の夏まで利下げはないという感じですかね」と述べた。
パウエル議長の発言については番組終了後の深夜0時5分ごろからテレ東BIZの「延長戦LIVE」で配信する。
千葉市で行われたロック・イン・ジャパン・フェスティバルのトリを務めたのはYOASOBI。ボーカル・ikuraとコンポーザー・Ayaseの2人組ユニット。ロック・イン・ジャパン・フェスティバルでのステージについてAyaseは「声出しが解禁になってどれだけ声が聞けるかワクワクして挑んだ。割れんばかりの声だった」などと語った。YOASOBIは“小説を音楽にするユニット”として2019年にデビュー。「セブンティーン」は宮部みゆきの描き下ろし小説『色違いのトランプ』を原作に楽曲化した。空前の大ヒットとなっているのが、アニメ「【推しの子】」の主題歌として4月にリリースした「アイドル」。YouTube世界楽曲ランキングでは1位を獲得した。ストリーミング再生は史上最速で1億回再生を突破した(オリコン調べ)。大ヒットについてAyaseは「予想できなかった。できるだけ多くの人に聴いてほしいので、そのためにどういう楽曲にしようかかんがえてやっているし自身もって出しているが、ここまでのことは予想してなかったので本当に感謝です」と語った。ビルボードの国内ランキングでは、19週連続で総合チャート1位を獲得し歴代記録を更新している。YOASOBIの楽曲ごとの再生回数を指数化したグラフでは、これまで最も高かったのは「三原色」だったが「アイドル」はこれを大きく塗り替えた。
HIKAKINがアイドルのMVを再現した動画は公開3日で再生520万回超となった。他にも乃木坂46なども動画を公開している。アイドルのUGCの再生回数は17週連続首位となっている。ikuraさんはSNSに上がっている踊ってみたなどの動画を見ているという。ソニーミュージックはTikTokやYouTubeに音源を提供し動画撮影での使用を認めている。アイドルに関しては曲調に合わせそれぞれのパートごとに音源を用意している。楽曲を使うファンを飽きさせない工夫をして二次創作を促している。マッシュルームカフェではファンからイラストを募集し商品化して自社のサイトで販売している。売り上げの10%はイラストを描いたファンに支払われる。もふわさんはマッシュルームカフェの審査を通過しTシャツやマグカップなどを販売されている。SNSの力を感じることはあるかと聞かれるとikuraさんは「勝手に入ってきている部分はある」などと答えた。楽曲を作る上で二次創作を意識するか聞かれるとAyaseさんは「生み出す瞬間は受け取り手のことはあまり考えないようにしている」などと話した。
YOASOBIはアメリカの音楽フェスに初参加した。アメリカの音楽フェスに参加したことをAyaseさんは「知ってくれててすごくうれしかった」などと話した。 ジ・オーチャードは世界の約45地域に拠点を持つ音楽ディストリビューション会社。アーティストの楽曲を預かってSpotifyなどの配信ストアに展開するのが主なビジネスで世界中でどのように聞かれたのかフィードバックして活動を支援している。YOASOBIもジ・オチャードを通じて世界中に楽曲を届けている。音楽配信ストアの再生回数でアイドルが世界中でTOP10に入っている。Ayaseさんは「これからも愚直に一個ずつ頂いた仕事に真摯に向き合っていきたい」などと話した。ikuraさんは「自分たちがかっこいいと思える楽曲を出し続けることがその道を切り開いていくきっかけになるのではないかと思う」などと話した。YOASOBIの結成はikuraさんのSNSでの引き語り動画をAyaseさんが見つけたことから始まっている。
エクサは高さ3m・重さ約200kgで人が搭乗して腕部を操縦する。一見難しそうだが、レクチャーを受けて5分後には動かせるなど簡単に操縦できる様子が確認できる。ムーブロットの廣井社長(31)は9年前にWBSでお伝えした人力で動かすロボット「スケルトニクス」のCEOを務めた。この知見を生かして今年2月に起業し約半年でエクサを開発した。廣井社長は「搭乗型ロボットの領域は狭く、プレーヤーが少ない中でもっと拡張していきたいと思い、これまで培った知見を用いてロボットの史上を作ろうとスタートした」と話した。エクサの搭乗体験は来月15日から行われ1人30分5000円で、500万円で販売も行うという。将来的には建設や介護・防災用ロボットへの転用も検討しているという。
FRBのパウエル議長は「物価上昇率が低下していくと確信できるまで引き締め的な水準で維持するが、適切であれば更に金利を引き上げる」と話したが「過度の金融引き締めは経済に悪い影響を与える可能性もある」と述べ引き続き慎重に見極めていく考えも強調した。
アメリカの金利についての解説。原田さんは「6月にもう一度利上げするというFRBのスタンスだったので7月になって数字がかなり強くなったので、年末にかけて再度実施するのかを見極めている最中だ」と話した。また「物価を鎮圧するには長い道のりがあるとパウエル議長は言っているので転換するのはかなり先なのではないか」と話した。
- キーワード
- ジェローム・パウエル連邦準備制度理事会
エンディング映像。
「みんなのスポーツ Sports for All」の番組宣伝。大谷翔平、今後の選択は?
- キーワード
- 大谷翔平