アメリカ・ワイオミング州でジャクソンホール会議がはじまった。FRB・パウエル議長が先ほど講演し今後について「適切であればさらに金利を引き上げる用意がある」とした。22年ぶりの高い水準となっている政策金利について「インフレを抑えるためには重要な役割を果たす」と高い水準を維持する考えを示した。また「過度の金融引き締めは経済に不要な悪い影響を与える可能性がある」とした。アメリカでは、去年以降の利上げで7月のアメリカ物価上昇率は3.2%に低下した一方、景気の底堅さを保っている。パウエル議長は、物価上昇率目標の2%に向けて金融引き締めを続ける姿勢を強調した。