自民党の総裁選では前回、いわゆる「小石河連合」を組んだ小泉進次郎元環境大臣、石破茂元幹事長、河野太郎デジタル大臣の3人がそれぞれ出馬表明する見通し。ポスト岸田レースの行方を取材。小泉元環境大臣が、能登半島地震で海岸が隆起した石川・輪島市を視察。菅前総理大臣らの支持を受け、総裁選に立候補する意向を固めている。来週金曜日に正式に立候補を表明することが新たに分かった。小泉元環境大臣は「リーダーは誰がやるかによって必ず地域造り、国造り変わってくる。そう思ってもらえるか、この総裁選が重要であることは間違いない」と語った。小泉陣営を取材した経済ジャーナリスト・田崎史郎氏は「8月30日は小泉元環境大臣が初めて衆院選に当選した日」と語った。15年前の8月30日に初当選を果たした小泉元環境大臣は、国会議員を始めた日に自民党総裁を目指すとの思いが込められているという。きょう、地元鳥取で立候補を正式表明する石破元幹事長は「原点に帰ろう。最後の戦いになる」、小石河連合の関係について「互いに競い合うことがあっても根底でつながりあると思うが、“小石河”がこれから先も核になることがあるといいなと思っている」と語った。河野デジタル大臣は週明けにも立候補を正式表明するとみられている。小泉元環境大臣が総裁選立候補を固めてから、 永田町では小泉元環境大臣を本命視する声が上がっている。自民党関係者「小泉進次郎が出ることによって票が一気に流れる可能性はある」、自民党ベテラン議員「経験がそこまでないのに、国の全権を任せるのは怖さがある。ただ経験があっても人が動かないようじゃ意味がない」。一方で過去の炎上を懸念する声も。自民党関係者「進次郎が総理をして居る姿なんてまったくイメージできない。また“セクシー”なんて言われたらたまらない」。小石河連合のそれぞれの現状について、経済ジャーナリスト・田崎史郎氏が解説。