自民党・石破茂元幹事長は地元、鳥取の神社で自民党総裁選への立候補を表明。今回で5度目の出馬となる。鳥取県八頭町の神社の境内で異例の出馬表明が行われた。記者からマイクを手渡されると「なんて重たいの」と話し、場の空気を和ませた。話を始めると一転表情を変え、「国民一人一人に誠実に向き合う政治をする」と訴えた。石破元幹事長はカレー、ラーメン好きとして知られるほか、政界随一の鉄道好き、筋金入りの軍事オタクとも言われ、国民的な人気が高い一方、これまで4回出馬した総裁選ではいずれも敗北。2012年には決選投票で安倍元総理に逆転負けを期す苦い経験となった。地元では、鳥取初の総理大臣誕生に期待を寄せている。あさって出馬予定の河野デジタル大臣は地元で相撲の公開稽古などを視察。前回の総裁選では支援を受けた石破元幹事長、小泉進次郎元環境大臣は今回ライバルとなる。今回の総裁選は候補者乱立模様となっている。来週は林官房長官、小泉元環境大臣が出馬表明する予定。