ANNが行った自民党支持層に対する世論調査で「次の総裁は誰が良いか」という質問に対して、石破茂元幹事長が32%(+4pt)、小泉進次郎元環境相は20%(−6pt)、高市早苗経済安保担当相が19%(+7pt)だった。支持率から計算すると、党員票と議員票を合わせて最も多くなるのは石破元幹事長、次いで小泉元環境相、高市経済安保担当相と予想される。読売新聞によると、党員党友票と国会議員票を合わせて最も多いと予想されるのは石破氏、継いで高市氏、小泉氏となっており他の候補者を突き放している。3氏の陣営は140票前後を固めれば決選投票に確実に残れるとみて支持拡大に全力を挙げている。政治ジャーナリスト・田崎史郎は「高市氏と石破氏の決選投票の可能性が高いのではないか。その場合、高市氏になる可能性が高い。“反石破感情”で麻生派、安倍派、茂木派が高市氏に乗ると思う。小泉氏が決選投票に進出するには議員票の上積みが必要」と話す。ジャーナリスト・浜田敬子は「なぜこれほど裏金議員が推薦人に入っている高市氏のポイントが増えているのか謎。“反石破感情”など好き嫌いで決めないで欲しい。高市氏は日中関係がセンシティブな今でも靖国参拝を明言している」、リディラバ代表・安部敏樹は「具体論をあまり言わない候補者が残っているのは良くないと思う。経済や社会保障、少子化対策に対する具体的改革を知りたい」とスタジオコメント。