事実上、次の総理大臣を決める自民党の総裁選挙の会場では先ほど議員党票が終わり開票が始まった。午前から開票が始まっている全国の党員、党友票では石破氏と高市氏が抜け出し、小泉氏が3位となる見通し。石破氏は地元の鳥取県をはじめ富山県、茨城県など少なくとも17道県で1位。高市氏は地元・奈良県や関西圏に加え都市部を中心に1位を獲得。小泉氏は地元の神奈川県では1位を獲得したが上位二人とはかなりの差が開く見通し。小泉氏は議員票では50票以上を固め3人の中では先行しているが、議員票で石破氏や高市氏にかなりの差でリードしないと決選投票は難しい情勢。決選投票は国会議員票368票と都道府県連票47票の計415票で争われる。今回新たに決選投票前に5分ずつの演説が導入され、2位の候補者、1位の候補者の順で演説を行う。この演説も勝敗に影響を与える可能性がある。