今週も開演した「小泉コメ劇場」。備蓄米がきのう店頭に並ぶ中、先週に続き番組は再び進次郎氏を取材した。きのう土曜日、千葉県のホームセンターでは随意契約で取り引きされた備蓄米の販売がスタートした。販売元のアイリスオーヤマによると独自の包装材が間に合わず、既存のパッケージにシールを貼り対応している。価格は5キロで2160円。購入客は「コメの価格全体が値下がりしていくことを期待したい」などと述べた。当初はあす月曜日からの販売を予定していたアイリスオーヤマは最速の販売を目指していたが、イオンがきょう日曜日からの店頭販売を発表した後に、急きょ予定を前倒すなど早売り競争が激化。イトーヨーカ堂やドン・キホーテなども販売を開始している。進次郎氏は「私も予想してなかった。民間企業の努力のおかげ」などと述べた。コメ問題を取材するTBS経済部・田中優衣記者は「役所の人たちもついていけない。到底今までとは考えられないようなスピード感で取材が設定されていく」などと指摘した。水曜日には中野国交大臣に物流面での支援を要請、トラック手配など業界への働きかけを要求した。今週は就任後初の国会質疑に臨み野党党首らからの追及を受ける中、松野明美参院議員は「少しオーバーペースではないかなと思いつつある。大臣は適正な価格っていうのはどれくらいだと?」と質問もあった。小泉氏はコメ農家の適正価格とは思っていないと回答した。新たに放出された古古古米を山形アナが試食。味はさほど変わらないという。一方、小泉氏・江藤氏・銘柄米が3極化している。江藤氏の3000円台の備蓄米が入荷した、スーパーマルセイ(葛飾区)は落胆していた。また、直米店は小泉氏の備蓄米の引き渡しは原則10トンからと決まっており入札に参加できないと不平を漏らした。今回サンジャポは視察中の小泉氏に入札に参加できない小売店について問いただした。