きょうは、カスハラ対策について。今週木曜日から小田急電鉄では、70駅すべてで駅係員が録画できる小型カメラを胸元に付けて対応するという。使用中には必ず録画中だとわかる状態で運用し、カスハラ・駅構内での客同士のトラブル・犯罪行為などの異常時の状況記録や、駅構内の巡回での不審物発見などの記録・共有をする平常時に使用するという。導入の背景には、カスハラが増加傾向にあることだそうで、駅係員の音声も記録されるため、対応が悪かった場合には客を守ることにもつながるとしている。カスハラ対策について、東洋大学の桐生教授は「鉄道業界は厳しいカスハラが多い。カメラ導入は非常に有効」としている。国土交通省によると、2024年度に全国の鉄道会社で起きたカスハラは1513件にのぼったという。社会問題化しているカスハラに対し、国は今年10月から企業などにカスハラ防止に必要な措置を講じることを義務づけられることになった。厚労省は、暴行のほかに脅すといった精神的な攻撃、無断で撮影することなどがカスハラに該当するとし、労働者を1人で対応させないことや録音・録画すること、暴行・脅迫などの犯罪になりうる言動は警察に通報することなどを指針として明記した。また従業員をカスハラから守るため、東京ミッドタウンや自治体では大阪・寝屋川市で、本名でないビジネスネームの導入も増えている。
