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「天王祭」 のテレビ露出情報

7月、あちこちでお囃子の音が響き出す。関東一の祇園と称えられ、街中が盛り上がる「熊谷うちわ祭」。お囃子の子どもたちが稽古をしている様子が流れた。江戸時代から300年近く町衆たちが守り抜く祭りでうちわ祭りと名がついたのは、明治の終わりごろだった。熊谷の料亭の主人が東京日本橋で修行中、うちわで盛り上がる祭りに感動し熊谷でも配ったのが始まりである。今年の大総代である萩原直幸さんはその料亭の主のひ孫である。去年の祭りの最終日に前の大総代から年番札を受取り重席を引き継ぐこととなった。今年の祭りはコロナ禍を含み5年ぶりの完全復活となる。12の町会それぞれに独自のお囃子があり、本番では響きの見事さを競うこととなる。熊谷は江戸時代から中山道の宿場町として栄え、商売上手の旦那衆が大勢いた。そして今も祭りを引っ張るのは老舗の後継ぎたちである。

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