ニューヨーク市長選挙が行われ、トランプ大統領が敵視する民主党のゾーラン・マムダニ候補の当選確実となった。マムダニ氏はインド系移民のイスラム教徒で、ラッパーとして活動していたこともある。イスラム教徒がNY市長になるのは初めて。市長選では富裕層への増税、公営バスの無料化などを訴え、支持を集めてきた。大統領はマムダニ氏を共産主義者と敵視し、「ニューヨーク市に必要最低限の金額以上をつぎ込むつもりはない」と牽制。小谷哲男教授によると、ニューヨーク市長は都知事と同じような存在で、アメリカ政治を占う上で重要な存在とされる。
