NISAが今年から新しくなった。新NISAは家計の資産所得を増やす取り組みで、投資により将来のライフイベントなどに向けた資産形成を可能にすることを目指している。日本では個人の金融資産の半分1000兆円以上が現金と預金で保有されているため、資産を増やすポテンシャルがあると考えられている。これまで120万円だった年間投資枠は新NISAでは最大360万円になった。非課税で保有できる期間は無期限になり、制度が恒久化されそれぞれのタイミングで資産形成を始められるようになった。資金が投資に向かい企業価値の向上が家計に還元され、さらなる投資や消費が生まれる好循環を生むことが狙い。