昨日も日経平均株価が急落した。今年の日経平均株価を紹介。1月4日は3万3288円、その後上昇を続け先月11日には市場最高値4万2224円となった。しかし昨日、3万1458円(前日比−4451円)。これまでの下落幅ランキングを見ると、昨日の4451円は1987年10月20日のブラックマンデー3836円を超えて過去最大の下げ幅となった。株価急落の背景について加谷氏によると、日本銀行が利上げを発表したことで急速に円高が進んだことが要因だといい、昨日は一時、141円台となった。円高の影響で、輸出関連株などが大幅に下がった。新NISAについて加谷氏は「新NISAは短期的な株価の上下で利益を上げるための制度ではない。最低でも10年単位の時間軸で見ることが重要」「一定金額を投資し続けると良い」と指摘した。また、今の株高は約7〜8割は円安によるものだったといい、日銀が利上げを前倒しするとしたため多くの投資家が円高に進むと考えたという。もう1つの要因は日本企業に対する業績改善の期待だという。