アメリカのオースティン国防長官が先月22日に入院し、前立腺がんの手術を受けたことを医師団が明らかにした。その後、今月1日に手術後の合併症のため激しい痛みを訴えて再入院し、尿路感染症などと診断されたという。集中治療室に移されて腹水が溜まっていることなどが分かり、治療を受けたとのこと。医師団はオースティン長官は順調に回復していて、時間はかかるが完治できるとの見方を示している。オースティン長官がバイデン大統領らに知らせずに入院していたことを受けて、議会下院の国防委員長は入院に関する事実を透明性をもって明らかにするよう求め、正式な調査を始めたことを明らかにした。