屋久杉は屋久島に自生する樹齢1000年を超える杉のことで、今回撮影されたのは現在見つかっている屋久杉の中でも最も大きい縄文杉に匹敵する巨木。幹の周りは約16メートル。屋久島では高度経済成長期に屋久杉の大量伐採が行われたが、この島で林業に従事する山師と呼ばれる人たちが伐採せずに残しておいたもの。この他にも幹周りが20m以上とみられる巨木の存在も明らかになった。今回撮影した巨木は山師の間だけで存在が語り継がれていたもので、JNNの取材班が特別に許可をえて山師の案内で森に入りテレビカメラで始めて撮影した。