能登半島地震の後、被災地で交通事故が増えているとして県警察本部は取り締まりを強化するためのチームを結成した。取締まりチームは、県警本部の約20人で構成され、きょう出動式を実施した。アルコール検知器などを点検後、白バイやパトカーで被災地に出発。県警察本部によると、金沢市より北の12市町で去年死傷者が出た事故は271件、おととしから約1割増えたとのこと。飲酒運転や無免許運転の検挙件数もおととしから1割程増えたという。警察は、能登半島地震による道路の状況の変化や、人の出入り増加が原因だとみている。取り締まりチームは、被災地のイベントなどに出動しパトロールや検問を実施することにしている。