今週火曜日、乳がん検査の精度を高める医師向けのソフトウェア「スマートオピニオンMETIS Eye」が発表された。慶応大学予防医療センター・首藤医師は「乳がんを強く疑わなくてはいけない所見だがAIもしっかりと赤枠で囲っている」と述べた。AIが病変を発見し医師の判断をサポートする。マンモグラフィは胸を板で強く挟むため痛みが伴うこともある。また、日本人は乳腺が発達しているためがんを見つけにくいとの指摘もある。エコー検査は痛みはなく、マンモグラフィで見つからないがんも見つけやすいが、医師の経験の差で診断の正確さにばらつきがある。AI活用のソフトでは正確さが約90%で熟練の専門医と同等レベルだという。
