今年のノーベル賞の発表が来週月曜日から始まる予定である。2010年以降に受賞した日本人を公表し、圧倒的に多くの受賞者を科学分野から出していることがわかるという。ただ引用回数の多い自然科学論文数の国別ランキングについて、2001年から2003年まで日本は4位だったがその後少しずつ順位を落とし今年は過去最低の13位となっていた。こうした状況についてノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章さんも危機感を持っていた。今回「日本の科学・研究」に関する調査アンケートを行い“日本の科学力低下を実感”が89%となった。日本の研究現場で何を改善すべきかについては「研究に割ける時間」が69%と最も多くなっていた。