香川県が死亡例の報告を発表。60代の女性が重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と呼ばれる感染症。マダニに咬まれることで感染。症状は発熱・おう吐・下痢・頭痛・呼吸不全症状など。50歳以上の死亡例が多い。現在のところワクチンや治療法はない。マダニの体長は3~8mmで自然豊かな場所に多い。ペットなど動物から感染例もある。春~秋にかけて活動が活発化、日本全国1年中いる可能性がある。マダニに咬まれたら無理に引き抜かない。セメント物質を分泌。マダニの一部が皮膚内に残り、炎症おきたり、体液が逆流する恐れがある。数日~10日、長期間血を吸い続ける。気づかない人も多い。皮膚科や外科で取り除いてもらう。3週間程度は経過観察。発熱・倦怠感・腹痛など症状が出たら病院へ行く。基本的な虫よけ対策が有効。