今月11日、天童市内の温泉施設でレモネードスタンドが行われた。レモネードスタンドとは、レモネードを販売し売り上げの一部を医療機関などに寄付し、小児がん患者の支援などに役立てもらう活動。活動のリーダーを努める山形市の高校3年生、平田寧々さん。平田さん自身もかつて小児がんを患った。小学3年生の夏に小児がんの一種、ランゲルハンス細胞組織球症と判明し、抗がん剤治療の為入院。4年生の冬、抗がん剤治療が終了し 副作用も治まっていった。母親からレモネードスタンドの活動を教わった平田さんは、中学2年生の時に祭り会場で初開催。しかし、新型コロナの影響で暫く活動出来ない期間が続く。平田さんは山形県内のボランティアサークルに加わり、レモネードスタンドを提案。その思いにメンバーが賛同し、去年10月以降、天童市などで開催を重ねてきた。今月11日、天童市で開かれたレモネードスタンドでは中学生や高校生12人が参加。