山形県唯一の離島・酒田市の飛島は観光シーズンを迎え多くの人たちが訪れる。そうした中住民たちの過大となっているのが津波対策。飛島には約150人が住んでいて、65歳以上が8割に上る。山形県沖を震源とする地震では、飛島には最短1分ほどで津波が到達するとされている。飛島に向かうフェリーの中で上映されているのは観光客向けの島の防災対策動画。島で旅館を経営する本間俊明は地震が起きたら津波が来ると思わないといけないと話す。能登半島地震で課題となったのは避難路。本間は能登半島地震の跡避難路の途中に一時的にとどまれるスペースを作った。東北大学災害科学国際研究所・今村文彦教授は高齢者にとっては高いところに移動するのは難しい、徒歩原則は確認してほしいとコメント。