山梨県側の富士山のふもとで、外国人のドライバーによるレンタカーの事故が増えていることから、警察などが外国人観光客に安全運転を呼びかけた。山梨県警察本部によると、富士北麓地域で起きた外国人のドライバーによるレンタカーの交通事故は去年、速報値で769件と過去10年で最も多くなった。こうしたことを受けて警察などは昨日、富士河口湖町にあるレンタカー会社で日本の交通ルールが外国語で書かれたチラシなどを配って安全運転を呼びかけた。チラシにはQRコードが記載されスマートフォンで読み取ると、外国人ドライバーによる交通事故の場所を確認することもできる。警察などの担当者は、このあと富士山と五重の塔の景観が人気を集める富士吉田市の公園も訪れ、外国人観光客に安全運転を呼びかけた。